管理職にしてほしいのは生理体験よりも…

筆者も医師として「馬鹿げた政策だ」に近い意見を持っている。当然だが、管理職に電気を流しても、部下の生理痛は改善しない。

そもそも、仕事に支障が出るような重い生理痛の背景には、子宮内膜症やチョコレート嚢腫(卵巣腫瘍の一種)のような病気が隠れているリスクが高い。

部下が生理のたびに体調不良を訴えるならば、管理職が行うべきは「自分も生理痛体験を共有」よりも、「仕事を調整して部下の婦人科受診をサポート」ではないだろうか。