中西輝政(なかにし・てるまさ) 1947年生まれ。京都大学法学部卒。同大大学院、英ケンブリッジ大学歴史学部大学院修了。米スタンフォード大学客員研究員、静岡県立大学教授、京大大学院教授などを経て現在、京大名誉教授。『大英帝国衰亡史』『国民の文明史』ほか著書多数。

国際政治学者であり、わが国保守論壇の代表格。第1次安倍晋三内閣の崩壊後、とくにリベラルに傾く最近3年間の民主党政権下では、『日本の悲劇』などの著作を通じ、国家の行く末に強く警鐘を鳴らしてきた。

だが、昨年末に第2次安倍内閣が発足したことで、日本を取り巻く空気は劇的に変わった。大胆な金融政策と財政出動で景気を刺激し、矢継ぎ早の首脳外交で安保環境を立て直す。鬼気迫るようなリーダーシップで走り出した安倍首相を著者は全面的に支持し、エールを送る。

(永野一晃=撮影)
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