“義実家”への帰省は、夫婦間のトラブルに発展しやすい。男女問題に詳しい日本合コン協会の田中絵音さんは「夫の実家に帰省した際、夫の何気ない一言で妻が傷ついたり、怒りを感じたりすることがよくある。つねに妻の立場を想像して話すよう心掛けたほうがいい」という――。
床に破片が飛び散っている割れた花瓶
写真=iStock.com/Anna Klymchuk
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“夫の無神経な一言”に妻がブチ切れる瞬間

年末年始――本来なら家族でゆったり過ごし、1年の疲れを癒やしながら新年を迎える穏やかな時間であるはず。しかし「義実家」というフィールドに足を踏み入れた途端、気遣いでどっと疲れてしまう妻は少なくありません。特に、姑の目は気になるものです。

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さらに厄介なのが、本人には悪気がなくても、妻の心をざわつかせる夫の無神経なひと言。今の時期にママ会で最もヒートアップする話題のひとつでもあります。

今回は、仕事柄女性からの相談が多く寄せられる日本合コン協会会長の私が、実際にあった「義実家で妻をイラッとさせる夫の無神経なセリフ」を3つピックアップ。その裏に潜む問題点を年末年始特有のシーンと合わせてご紹介します。

姑による地獄のファッションチェック

夫の無神経フレーズ①「うちの母は、ああいう人だから諦めてくれ」

義母からの心ない一言や過度な干渉、イヤミや皮肉、家事や育児のプレッシャー……。ヒドイことを言われると、妻がそっと夫に相談することもあります。しかし夫から返ってくる、投げっぱなしなこのセリフです。A子さん(30代・女性)が義実家に帰ったときのこと。脱いだ靴やコートのタグを姑に細かくチェックされて、「あら〜A子さんはいいブランドのものばかり身に着けてるわねぇ」とチクリチクリとイヤミを言われたそうです。しかしそれを夫に言ったら「母はそういう人だから、諦めてくれ」と一言。義母の性格に慣れてくれと言わんばかりの態度にガッカリ……。