1999年の奇跡:39年と6カ月が同時にゴール

ここで、薬事行政史における興味深い事実を紹介したい。

▼バイアグラ(ED治療薬)
● 米国での発売:1998年
● 日本での承認:1999年(約6カ月後)


▼経口避妊薬(ピル)
● 米国での承認:1960年
● 日本での承認:1999年(39年後)

つまり、39年間かけて慎重に検討していたピルと、半年で承認されたバイアグラが、日本ではまったく同じ1999年に承認されている。これは偶然だろうか。それとも、何らかの「調整」があったのか。真相はわからない。

低用量ピルを服用する女性
写真=iStock.com/Mindful Media
※写真はイメージです

世界標準との興味深い乖離

緊急避妊薬は90カ国以上で処方箋なしで購入できる上に、価格も比較的低く抑えられている。