手取りは物価に負けている

つまり、実体経済は改善されていません。

2025年10月の名目賃金は+2.6%。一見すると上がっていますが、同じ月の物価(CPI)は+3.0%。結果、実質賃金は10カ月連続マイナスです。要するに、給料は増えているように見えて、じつは物価に負けている。手取りの実感はむしろ減っています。

企業の生産性も上がっていません。技術革新も停滞しています。若い労働力は減っています。投資余力も乏しい。世界市場での日本企業の存在感も薄れています。