1000人の富裕層と会って見えたもの

富裕層ビジネスを担当した私が最初に直面したのは、「どうやって彼らと出会うか」という壁でした。誰に連絡すればいいのか見当もつかず、社内の既存人脈を頼るのではなく、社外に活路を見出すことを決意したのです。

まず私は、高級カードのコンシェルジュ会社と繋がり、富裕層が参加するイベントへ連れて行ってもらうことから関係性の構築を始めました。しかし、彼らにすぐ話しかけることはせず、富裕層の方々の会話に聞き耳を立て、彼らが何に関心があるのかをリサーチする日々が続きました。

当初、彼らの会話は専門用語が非常に多く、まるで外国語を聞いているようでした。しかし、わからない単語をメモして後で調べるなど、地道な努力を続けたことで、少しずつ会話の内容が理解できるようになっていったのです。