内容ゼロでも人間関係をつなぐ糸

転機は、高校時代の帰り道でした。ある日のこと、同じクラスの人と駅まで一緒に帰ることになりました。

でも、話題がない。歩く靴音さえ聞こえてきて、気まずい。このまま沈黙を続けるのは地獄だな、と思いました。

で、なんとなく「今日、暑いね」と口に出したんです。相手が「マジで。汗止まらん」って返してきた。それだけです。でも、すごくホッとした。「なに、この解放感」と思った瞬間、何かが変わったんです。