“慢性的な不機嫌”に陥っていないか

要因によって、日常の機嫌値が上がるまでに必要な時間には幅があるでしょう。たとえばうつ病で半年間休んだ人が、7カ月目からは何事もなかったかのように元気になるとは考えにくい。あるいは、座ってばかりで、ほとんど運動しない生活が1年も2年も続いたら、その人の機嫌はゆっくり低下していき、そのぶん、再浮上するにも時間がかかることになるでしょう。

一見、仕事熱心で充実しているビジネスパーソンには、意外とこうした「慢性型不機嫌」とも呼ぶべき、無自覚な不機嫌に陥っている人が多いのかもしれません。

頭を悩ませるビジネスマン
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毎日がんばって向上しているかと思いきや、トータルのパフォーマンスは落ちている。そういう人は、いつの間にか自分で自分の脳に制限をかけ、慢性的な不機嫌状態に陥らせている可能性があります。そうして、気づいたときには抑うつ状態になっていたり、何にも喜びを見いだせなくなったりしているのです。