シニアが働き続ける切実な理由

子どもの自立が遅れ、高齢の親が働き続けなければならない問題にはさまざまな背景がある。たとえば、子どもの教育費が想定よりも膨らんだため、定年退職後もフルタイムで働き続けなければ、教育ローンの返済が終わらないというようなケースがある。

またひきこもりになった子どもが高額な買い物をし続け、クレジットカードの返済に追われているシニアもいる。経済的に深刻な状況を抱えて、働かなければならないシニア世代の親が増加していることがわかってきたのだ。

シニアが働き続けるのには、もう一つ大きな理由がある。それは働かなければ「社会から孤立してしまう」という問題だ。