炊飯器が家にない世帯もめずらしくない

「じゃあ、何をつくる? 何を売る?」社内でアイデアが飛び交った。より手軽に、より簡便に。そもそも和洋中、どの道を選ぶか。「いや、やはり僕らはお茶づけで勝負しよう」――。

「家庭で、ごはんを炊く機会が減少していたから」だと同部の小田友紀子ゆきこさん(36歳)はいう。「今では、炊飯器が家にない、という世帯もめずらしくありません。それでもお米は食べたい。だから、よりラクにごはんを食べたい、というニーズが高まっていたんです」

「ラクにごはんを食べたい、というニーズが高まっていた」という小田友紀子さん
撮影=プレジデントオンライン編集部
「ラクにごはんを食べたい、というニーズが高まっていた」という小田友紀子さん

そこで今の時代にふさわしい、「“手軽に食べられるお茶づけ”を出すべきではないか」と決まり、味づくりからコンセプト設計まで、マーケティング・生産・営業の全部署で挑む一大プロジェクトになっていく。