人物評価されずに当選してしまう現状

小選挙区というのは、結局その党の看板で選んでしまいます。その弊害としては、政治家として相応しくない人も当選させてしまう可能性があります。党に公認さえされれば人物評価されずに当選してしまうことがあるのです。

投票用紙を箱に入れる人の手
写真=iStock.com/Vesnaandjic
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たとえて言えば、袋ごとコーヒー豆を買うような感じとでも言うのでしょうか。ラベルを見て、外の袋のマークが自民党だから買ったけど、袋を開けてみたら腐っているコーヒー豆も混じっていたりするわけです。でも中選挙区というのは、1粒1粒のコーヒー豆を選ぶ制度です。同じ袋のなかにあってもね。

完全小選挙区にするのだったら、与党も野党も党内予備選のルールを定めることが大事だと思います。そうしないと、たとえ公募で選んだ候補者だとしても、実はとんでもない人だったということがあり得るからです。しかも一度勝ってバッジを付けてしまうと代えにくくなる。既得権益になってしまいますからね。