党員投票で高市氏が1位になることは事前の予想でも分かっていたが、蓋を開けてみると、全国各地で高市氏がトップとなり、全体の得票数は25万票、得票率は40%にも上った。党員数が激減しているなかで、1年前を5万票近く上回り、党員投票では圧勝となった。

2位の小泉氏は約18万票(28.6%)、3位の林氏は13万票(20.9%)と両氏とも去年から大幅に得票を増やしていたのだが、高市氏の支持が圧倒的だったことが明白になった。

これが決定的だった。麻生氏からの指示とは別に、小泉氏に投票しようと思っていた議員の間にも動揺が広がったという。ある議員は、いま自民党が厳しい状況にある中で、これだけの党員の意思を無視することはできなかった、とその時の心境を明かした。