流動性が低くなるため、相続税評価額はさらに下がる

③貸し出すことでさらに資産を圧縮できる

実勢価格と評価額の差額をさらに広げたいのであれば、物件を貸し出してしまうことが一番簡単です。他人が住んでいる物件は売りたいと思っても入居者の同意が必要な分、流動性が低くなるため、相続税評価額はさらに下がることになるからです。

1億円で物件を買ったとしてそれを貸し出すと、評価額は半分以下になることもあります。富裕層がマンション経営やアパート経営をよくしているのは、こういった資産圧縮効果もひとつの理由です。

不動産業者
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④「不動産小口化商品」を買うことで資産を圧縮できる

また「不動産小口化商品」を購入することも、相続税において大きなメリットがあります。不動産小口化商品とは、都心のビルといった高額な不動産を、一口100万円程度に小口化し、家賃収入などを投資額に応じて分配する商品のことです。仮に100億円の不動産があれば、それを1万口に分けて100万円単位で所有するイメージです。