「歴史に残る屈辱」現地メディアが揶揄するワケ

ドイツ政府は直ちに、この交渉を成功として演出することを試みた。メルツ首相は、これで欧米間の通商の無用な摩擦が防げるとして、合意歓迎の意を表した。

ところが、普段は政府に忠実なドイツの主要メディアが、今回ばかりは違った。

南ドイツ新聞はこの交渉を、「歴史に残るヨーロッパの屈辱」と書き、公共第1テレビは、「ゴルフ、交渉、またゴルフ」と揶揄した。独善的なドイツメディアが、ここまで自嘲的になるのは珍しいことだった。