男性ビジネスマン以上に、朝需要が期待できるのがシニア層と女性だ。総務省が5年おきに発表している「社会生活基本調査」によれば、男性よりも女性が、若者よりも年配が、早起きする傾向にある。実際、シニア層には朝からのカラオケ、ボウリング、さらには航空運賃など、レジャー関係の割引が花盛り。もちろん遊びだけではない。ビジネスマンに映画館でレクチャーを行う「School by Film Method」は、今年9月からシニア向けの講義を予定している。

女性も活動的である。「丸の内朝大学」の受講生の約7割は女性。結婚相談所パートナーエージェントが展開する「朝婚活」では、09年の開始以降、女性の申し込みが増加している。朝営業する「ネイルサロンisola」の利用層はOLだけでなく、主婦層にまで及び、「お客様は時間の使い方が上手な印象で、バイタリティーに溢れています」(isola店長)という。

このような活動的な朝型人間に賛成する意見は頻繁に聞かれ、「“朝”でセグメントされた人たちは、昼、夜とは違う、前向きな志向を持ち、意識が高い人が集まる傾向がある」(丸の内朝大学・広報)との分析も。