太平洋ベルト地帯を直撃、被害想定290兆円

ちなみに南海トラフで起きる巨大地震の運動は、2011年の東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)が誘発するものではなく、独立して起きる可能性が高い。

というのは、地震を起こした太平洋プレートと、三連動地震を起こすフィリピン海プレートの2つのプレートは別の方向に移動しており、沈み込む速度も異なるからである。

南海トラフ沿いの震源域の近くには、太平洋ベルト地帯という大工業地帯・産業地域があるため、巨大地震が発生すれば日本の産業経済を直撃する。その経済被害は290兆円を超えると試算されている。