二重価格は本当に外国人差別なのか

清元市長が二重価格導入の意向を示したのは、2024年6月の国際会議だった。「城の保存にはお金がかかる。姫路城は7ドルで入れる。もっと値上げしようかなと思っている」「外国人には30ドル払ってもらい、市民は5ドルくらいにしたい」などと発言したのだ。

市長が掲げた、外国人の入城料だけを高くする二重価格構想に対しては、「外国人差別につながる」という批判の声が各所から上がった。「違憲ではないか」という意見を述べる識者もいた。ほかにも、現場で日本人と外国人を見分けるのが事実上困難だ、といった意見も出され、見送られた経緯がある。

しかし、二重価格は本当に「外国人差別」といえるのだろうか。また、その意見がはたして多数派の意見だといえるのだろうか。