喫煙席はいつもいっぱいに
――2003年施行の健康増進法に基づき、飲食店や公共施設で「全面禁煙」を打ち出す例が増えています。その一方、同法に罰則規定がないことから、いまも喫煙席と禁煙席の区別を設けない店が少なくなく、タバコ嫌いの人がうっかり入店してしまい不快な思いをすることもあるようです。
13年4月にオープンしたこの店(「エル・カリエンテ」)では、午後2時から店内を一部喫煙可能にする「分煙」の形で喫煙を受け入れていますね。お客さんからの反応はどうですか。
HUGE社長 新川義弘氏
【新川】おおむね好評です。この店で採用しているのは、オープンスペースをエアカーテンで仕切るタイプの分煙なので、一目見てすぐそれとわかるわけではありません。ですから、お客様には分煙の仕組みを取り入れていることや、喫煙できる時間帯、場所についてきちんとご説明しています。
もちろん、それでも不快に感じる方はいらっしゃるかもしれません。しかし、いまのところ目立った苦情は届いていませんし、おかげさまで店は繁盛しています。お客様には満足していただいていると思います。
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