価格統制が行われている日本のコメ市場

減反廃止と単なる増産との違いは何なのだろう。

今では中学校で学ぶ経済学を思い出してほしい。ある財について、価格が高いと需要量は少なく、価格が低いと需要量は多い(縦軸に価格、横軸に数量をとると、需要曲線は右下がりとなる)。

ホワイトボードに需要曲線を描いている
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コメで仮の数字を置くと、農家が取引する玄米60キログラム当たりの価格が、例えば3万円のときは400万トン、2万円のときは500万トン、1万5000円だと700万トン、6000円だと900万トンなどとなる。