決算説明会の出席者を見れば会社の雰囲気が分かる

上場企業は3カ月ごとに決算発表を行う。この決算説明会に「誰が」「どのように」出席し、説明を行うかを観察すると、企業の内情や経営陣たちの力関係がよく分かる。

上場して間もないベンチャー企業のなかには、決算説明会に毎回社長が一人で登場し、すべての説明を行っていることがある。規模が小さく人材が限られているベンチャーなら仕方がない側面もあるが、毎回社長しか登壇せず、他の役員が姿を見せないという状況が続く企業は、典型的なワンマン経営だと見ることができる。

たとえばメルカリでは、上場当初は山田進太郎CEOが毎回登壇していたが、ある時点から、四半期決算ではCFOが中心となって説明を行うようになった。山田さん自身は年に1〜2回のみ登壇するスタイルに変わっていった。