日本赤軍から解放されて韓国の金浦空港の土を靴底で踏んだとき、「これからの人生は与えられたものだ。誰かのために使うべきだ」と感じた。聖路加国際病院理事長 日野原重明さんが当時を振り返る――。
続きを読むよど号事件遭遇で得た人生後半戦への決意 聖路加国際病院理事長 日野原重明
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聖路加国際病院理事長・名誉院長1911年生まれ。父は牧師をしていた。京都大学医学部卒。同大学院修了。41年より内科医として聖路加国際病院に赴任。2005年、文化勲章受章。現在も診察を続ける一方、全国の小学校で「いのちの授業」を行う。『子どもを育てる聖書のことば』など著書多数。<この著者の他の記事> 最後の晩餐、さて、何を食べるとするか