サブブランドなら店舗サポートもある

サポートや手続きをオンラインに限定した大手キャリアのオンライン専用の格安プランが登場したのは、2021年。同年には新たに発売される携帯電話端末はSIMフリーで販売することが義務化され、安く使える携帯電話を気軽に選べるようになりました。

現在、スマホは大きく4種類に分類されます。大手3大キャリア(docomo、au、SoftBank)、大手3大キャリアのオンライン専用プラン(ahamo、povo、LINEMO)、大手サブブランド(Y!mobile、UQ)、MVNO=格安SIM(IIJmioなど)です。それぞれにメリット・デメリットがあります。

大手キャリア最大のメリットであるサポートが有料化傾向に(写真=iStock.com/loveguli)

大手3大キャリアは店舗でのサポートがしっかりしているのが何よりのメリットだった時代がありました。ところが最近は、店頭でのデータ移行サービスや、リモートによる修理などサポートの一部が有料化。メリットが薄れたうえ、大手の店舗を共有する大手サブブランドも出てきました。オンラインでの乗り換えには不安があるものの、日々動画を見るなど大量のデータを使う人は、価格とサービスのバランスがいい大手サブブランドに乗り換えるのがおすすめとなります。

大手オンライン専用プランは、オンラインでの設定等を自分でできる人で、毎月10GB以上を使用する人におすすめ。同じようにオンラインでの乗り換えや設定等が自分でできて、それほど外出先で動画などを見ないライトユーザーにおすすめなのが、MVNOです。自身の使い方をチェックして、乗り換え先を選びましょう。

各事業者の音声対応の月額料金(税込)。多数ある格安SIMは1社のみ表示。※は無制限。各種割引などがあるので、比較の際にはそちらも参考に。各社HPを参照して編集部作成。8月15日現在。