冷房の重要ポイント風で体感温度を下げる

夏場、家庭で使う電気代の3〜4割はエアコンによるものといわれます。「命の危険」があるほどの暑さが続く今年。どれだけ電気代が高騰しても、エアコンを止められないのが悩ましいところです。でもちょっとした工夫で、快適さを残したままエアコンの電気代を節約する方法があります。

なかでもこの夏、SNSなどで話題になったのが、エアコンの設定温度を下げずに風量を増やすことで、体感温度を下げるという節電方法です。きっかけは、エアコンメーカーの「ダイキン」が今年4月に発表した実験結果。エアコンを使っても暑く感じるような真夏の日中、設定温度を1℃下げるのと、風量設定を「強」にしたときの電気代の差が公開されたのです。