体を相手に向け、相手を見て、大きくたくさんうなずく
話し手の顔を見ながら、大きくたくさんうなずきましょう。ほとんどの人は顔を小さくしか動かしませんが、そうではなく、首の付け根あたりから、首を縦に大きく動かして「うん、うん」と声を出してうなずきましょう。
またうなずくときは、自然と相づちにもバリエーションが生まれるものです。
「うん、うん」
「ふん、ふん」
「はい、ええ」
「そうか、そうか」
「ほう、ほう」
「わかる、わかる」
「なるほど」
これらの返事を話し手に聞こえるよう声に出しながら、大きくたくさんうなずいて聴きます。特に電話では相手から見えないので、「うん」といううなずきの言葉をいっそう多くすると良いでしょう。
傾聴するときには、体を相手に向け、相手を見て、大きくたくさんうなずくことがとても重要です。
そしてもちろん、言葉で反応することも欠かせません。そこで本書では、効果的な応答についても解説しています。是非ご一読ください。