グループから外れるのも1つの手

大事なことは、「好きじゃない人とは距離を置く」「好きじゃない人にまで好かれようと努力しない」だったりします。

世の中には、好きでも嫌いでもない関係の人たちがたくさんいます。「好きでも嫌いでもない」くらいの距離感で付き合ってみてもいいのではないでしょうか。

藤野智哉『「そのままの自分」を生きてみる 精神科医が教える心がラクになるコツ』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)

また、グループの中で一人だけと距離をとるのが難しい場合もあると思います。

たとえば、ママ友グループの中で一人だけ苦手な人がいるとして、その人とだけ距離をとるのは至難の業だったりします。

そんなときは思いきって、グループからはずれるのも1つの手かもしれません。

新しい環境で新しい仲間が見つかることもあります。

あるいは、ママ友をつくらずに、一人でやれる趣味など何か新しいことをやれる可能性が生まれてくるかもしれません。

「環境を変えること」で変わることもあるものです。

関連記事
【第1回】「3年続けなさい」は無視していい…精神科医が「我慢しないで逃げる人こそツヨツヨ」というワケ
「他人の悪口をいう人間」と付き合うと不幸になる…最高の人生には邪魔になる「縁を切るべき人」の見分け方
「それって感想ですよね」は理屈がおかしい…「屁理屈で論破してくる人」を一発で黙らせるシンプルな返し方
「よいも悪いも、好きも嫌いも一切忘れなさい」人生が不思議と好転し悩みが解消する禅の教え
「どうせ自分は…」は絶対言ってはいけない…脳内科医「脳に効くひとり言、脳をフリーズさせる最悪のひとり言」