「男性だからこの仕事、女性だからこの仕事」と決めつけない

「秋篠宮は皇嗣になる前から、公的な活動の担当を女性職員に任せることもあった。

地方に仕事で出掛ける際にも、男性職員ばかりでなく、女性職員を同行させた。公的な活動の際、同行者は医師を除いて、女性ばかりということもあったという。それで支障をきたすことはなく、スムーズに仕事を終えた。(中略)

秋篠宮は、男性だからこの仕事、女性だからこの仕事と、最初から決めつけることはしない。性別に関係なく、その人の適性や能力に応じて仕事を割り振ろうとしている。こうした柔軟性や合理性が備わっている。この点、現代社会の変化に敏感だと思う。(中略)

秋篠宮は社会的、文化的に形成された男女の違いについて以前から違和感を覚え、意識的に発言しているように感じる。自分の家庭で、男の子でも女の子でも子供に分け隔てなく接し、育てるという姿勢にも、その考えが表れている。(中略)

実際、彼から『多様なジェンダーが認識されている現在、私の周辺環境においても性的少数者のことを常に意識していく必要があると思っています』という言葉を聞いたことがある」

こうした父親の考え方が佳子さんにも伝わり、先の発言になったと考えるほうが自然ではないか。父親の考え方すべてに反発しているという見方に、頷くわけにはいかない。

女性セブンは、眞子さんの洋服や私物のほとんどは御仮寓所に残されていると報じている。

ニューヨークの眞子さんの服装にバリエーションがなく、いつも同じようなものを着ているように見えるのは、そのためだというのだ。

佳子さまが1人残るのは、姉のためか

さらに、「御仮寓所には、眞子さんが結婚するまで暮らしていた“自室”があります。佳子さまは、ご自身が御仮寓所に留まられることでいつ眞子さんが赤坂御用地に帰ってきてもいいように、その“お姉さまの部屋”を維持し、帰国をサポートされようとしているではないでしょうか」(皇室ジャーナリスト)

女性セブンは、眞子さんが帰国するかもしれない「根拠」をこう書いている。ニューヨークの高級マンションはワンルームで手狭である。夫の小室圭さんが弁護士になったことで激務に追われているため、ふたりでゆっくりする時間も少なく、精神的に落ち込んでしまうこともある。

メトロポリタン美術館で仕事をするのではないかといわれていたが、ビザの関係なのか就職はせず、自宅マンションで過ごすことが多いことなどを挙げている。

そんな中で眞子さんが頼れるのは、妹の佳子さんだけだというのだ。

「佳子さまは、眞子さんの窮状を把握されているでしょう。ひとり御仮寓所に残ろうとされているのは、眞子さんが自身の荷物のある家に帰りやすい環境をつくる意図があるのではないでしょうか。妹からの“いつでも帰ってきてほしい”という姉へのメッセージにも思えます」(皇室ジャーナリスト)

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