子どもがいる場合は「父子だけの帰省」を夫に相談してみる
子どもがいる場合、「子どもたちが寂しがる」という理由で、気が乗らなくても帰省をするという方が多いようです。自分にとって相性が悪くても、子供たちから見ると優しいおじいちゃん、おばあちゃんであることが多いですし、子どもも従兄弟などと一緒に遊ぶことを楽しみにしています。それに、都会に住んでいたら、帰省をして田舎でしかできない自然の中での遊びを体験できる機会でもあります。
自分は行きたくないけれど、孫には会わせてあげたい。息子である夫と孫に会えれば嫁はこなくても大丈夫という義父母もいるでしょう。そんなときには夫と子どもだけで帰省する「父子帰省」を選択肢に入れてみてはいかがでしょうか。
ここでの伝え方のポイントは、夫の発案にすること。夫がいつも忙しい妻の体調を気遣って、「朝から晩まで仕事と育児で疲れているようだから、たまにはゆっくりさせてあげたい」と言いだしたということにしてもらえるといいでしょう。
ただし、全てを夫任せにするのではなく、ご自身が直接電話で伝えたほうが、印象は良いと思います。
義理の両親にとって“感じが悪くない”断り方の例
例えばこんな断り方はどうでしょうか?
「こんにちは、○日から帰るつもりでいたのですが、仕事が入ってしまって私は伺うことができません。
○○さん(夫の名前)と子どもの予定は大丈夫なので、近くなったら○○さんから連絡がいくと思います。到着時間など相談していただけるとうれしいです!
○○(子どもの名前)もおじいちゃん、おばあちゃんに久しぶりに会えるのを楽しみにしているようです。
どうぞよろしくお願いします。」
もし、夫が理解をしてくれて、ある程度子どもも大きく家族の了解を得られるのであれば「家族の予定が合わないのでお盆に帰省できません」という理由は使いやすいでしょう。例えば、子どものアルバイト、塾、部活があって、「ひとりにしておくわけにはいかない」などといえば、おそらく、義父母もかわいい孫を悪くいうことはなく、角も立ちにくいでしょう。