もうすぐ令和に暦が変わろうとする二〇一九年一月。人生初の単行本重版を迎えて上向きの日々を過ごすのは、四十手前のひねくれ漫画家・ガンプ。しかし、人生急転。医者に告げられしは……まさかの「大腸ガン」!?悲…
続きを読む「夢じゃないな。」"大腸ガン"を宣告された39歳の漫画家――『断腸亭にちじょう』第1話 「コミック『断腸亭にちじょう』」
『断腸亭にちじょう(1)』(小学館)
- 著者 ガンプ
-
漫画家1980年生まれ、43歳。2009年に商業誌デビューし、漫画家としてスタートを切る。その後、名義を変えて連載している中、2019年1月に「大腸ガン」の告知を受ける。抗ガン剤治療、放射線治療、外科手術の闘病生活を経て、2021年11月より自身の体験を元に『断腸亭にちじょう』を連載開始。2023年6月、同作にて「第27回手塚治虫文化賞」新生賞を受賞。<この著者の他の記事> 3時間待ち。ガン病院の混み具合は遊園地並――『断腸亭にちじょう』第3話