子供の動機は「先生に褒めてもらうため」

さすがにその絵をここで載せるつもりはありませんが、「何かに燃えている日本を描いて:〈すでに滅んだ地〉」(韓国では、日本は放射能汚染ですでに人が暮らせなくなったと信じている人が結構います)、「軍人と思われる人に撃たれ、血を流す人の絵:〈日本人セッキ(やろう)どもを皆殺しにしてやる」。字が下手でよく読み取れませんが、「日本(地図)を足で蹴りながら〈韓国! 日本をやっつけろ!〉」「日の丸が何かに燃えている絵:〈チョクパリやろうども!〉」「白頭山(長白山)が日本に噴火する絵:〈白頭山も怒ったぞ〉」「日本がミサイルに撃たれて燃えている絵」「刺さったナイフと、血を流す日本の絵:〈独島韓国万歳〉」「日本の地図にカッターを刺し、日本がプシューッと血を吹き出す絵:〈さらば、日本~〉」「数人で日の丸を踏みつける絵」「日本が燃えている絵:〈こう燃やされたいのか? 日本よ〉」「日本に隕石(のようなもの)が落ちる絵」「糞の絵:〈こいつらの故郷〉」「日の丸に用を足す絵:〈きたね~〉」、などなどです。

学校か塾か知りませんが、よくもこんな絵で授業が成立したものですね。授業のテーマはなんだったのでしょうか。子供たちに何を教えたかったのでしょうか。子供たちは、「先生に褒めてもらうためには、こんな絵を描けばいい」という子供なりの「善行」の基準を、すでに心得ていたのでしょう。そうでないと、こんなものを数十枚も集めるなどできません。

世間の反応は「ただただ誇らしい」

先にも書きましたが揃いも揃って絵が下手で、明らかに子供が描いたものだと分かることもあり、その不気味さは半端ありません。いくつかの記事及びコメントをチェックしてみましたが、確かに『中央日報』の指摘どおり、「こんな絵を描かせるのは、子供の精神を虐待する行為ではないのか」という声もありましたが、「ただただ誇らしい」「韓国の未来は大丈夫だ」という意見も結構な数が目につきました。

ただ、描いた子の精神を心配しながらも、日本人を心配する声はありませんでした。この子たちが大きくなって、日本人を相手にした犯罪を起こす恐れはないのか。このネットの時代、日本人がこの画像を見たらどんな思いをするのだろうか。そんなことを懸念する声もありませんでした。