買ったものはメモに残しておく

とはいっても、何に使ったのか、何を買ったのか、いつの間にかお金がなくなるのはイヤなので、服やバッグの値段や交際費、どこでいつ使ったかだけ、簡単にメモをするようにしています。品目とか、トータルとか気にしないで、ざっくりと。自分があとで見たときにわかる「備忘録」のようなものです。

ダイソーで売っているお小遣い帳に何年も前からメモをしています。

また、お金の流れがわかりやすいのは、クレジットカードを最小限にしていること。金融機関も結婚前から口座がある三井住友銀行と、ゆうちょ銀行の2つにしているからでしょう。

給料や企業年金などが振り込まれるのは三井住友銀行にしていて、公共料金の引き落としも同じ。まとまった貯金はゆうちょ銀行に。いくつも口座があると煩雑になりがちですが、貯める口座と、流動性のある口座を別にしておくと、記帳すればひと目でわかります。

財布の中は本当に必要なものだけ

わたしがいつもバッグに入れているお財布には、2つ折りの紙幣、区立図書館の貸し出しカード、ドラッグストアとワオンのポイントカード、Tポイントカードがついたヤフーカード、免許証と保険証が入っています。銀行のキャッシュカードは持ち歩いていません。だから、とっても薄いと、人に見せると驚かれます。

通勤には定期券に、クレジット機能の付いたビュー・スイカカードを使っています。愛用しているルイ・ヴィトンのカードケースには、スイカと何かのときのためにテレフォンカードと千円札が一枚。

カードケースやお財布がクレジットカードやポイントカードでぱんぱんにふくれている人を見かけますが、ほんとうにいるものだけにして、あとは整理すると、自分がいくら持っていて、毎月いくら使っているのか。いくらまでなら、使ってもいいのかが、わかりやすくなると思います。

試行錯誤の結果そうなりましたが、独身時代はクレジットカードで限度額いっぱいショッピングしたこともありました。いまはネットショッピングでクレジットカードを使いますが、すぐに財布から使った分の現金を抜いておき、まとまったら引き落とし口座に入れて、お金の流れがわかるようにしています。

お金の流れをシンプルにして、全体を把握しやすくする。