アーリーアダプターの顔ぶれ、特徴、用途
筆者の周りで利用している人は、情報感度の高いIT業界の役員陣やVC界隈の方が多い印象ですが、すでに芸能人やYouTuberなども参入しており、テレビなどでは見れない組み合わせでの会話を直接聞けるのも魅力。
この「有名人や社会的地位のあるセレブたちの立ち話を、盗み聞きしているかのような設計」も、他のSNSとは違う大きな特徴だと言えます。
特に話題になっている有名人としては、メンタリストのDaiGoさんです。実際に以下のようなツイートを投稿されており、毎日のように配信をされています。
多分、史上最も僕に向いているSNSだということがこの3日の分析で判明しました
(https://twitter.com/Mentalist_DaiGo/status/1356087851427880963)
Clubhouseでは、他のSNSのようにリンクを送ったりできないため、Twitterを同時に活用して、Twitter上で「今Clubhouseでこの話をしています」とツイートしています。それにより、うまくTwitterからClubhouseへの誘導もできているという、SNSを横断した効果的な活用法を実践されています。
初心者が気を付けたい3カ条
TwitterなどのSNS上で、Clubhouseに関する投稿をしているユーザーに、気軽に「招待してください」と声をかける方も多くいますが、Clubhouseの現在の仕様では、電話番号を電話帳に登録しているユーザーしか招待できないようになっているため、招待してもらうには、相手方に電話番号を教えることになります。
電話番号は重要な個人情報のため、その後の犯罪などに巻き込まれないとも限りません。他人に招待を依頼する場合は、十分に注意しましょう。
また発信者側になる場合、少し席を外す際などに、マイクのミュート忘れで、他の発信者の会話を邪魔してしまうような場合も見かけますので、こちらも注意が必要です。
音声の会話なので、なかなかボーダーラインが難しいとは思うのですが、利用規約上、わいせつな会話などはもちろん、録音やメモも禁止とされています。他のSNSのように、画像やテキストでコンテンツが残らないので、それをどう取り締まるかはわかりませんが、ユーザーが世界中で急激に増えているため、その辺りの規約も、今後のサービス規模に合わせて変更になっていくかもしれません。