「運のいい人」になる方法を科学的に説明
続いて、4位以下から、注目の書籍をご紹介します。第8位は、『科学がつきとめた「運のいい人」』でした。
「私はやっぱり運が悪い」と落ち込んでしまったり、「あの人はツイていていいな」とうらやましくなってしまったりすること、ありますよね。本書はそんな、何かと気になってしまう「運」について、脳科学者の視点から科学的にアプローチしています。
著者、中野信子氏は、「運」はもともと持っているものではなく、その人の考え方や行動によるものだといいます。例えば、「運のいい人」になる方法として、「早寝早起き」や「『私は運がいい』と書いた紙を貼っておく」などが挙げられています。そこには科学的な根拠があるのだそう。特に著者の専門である脳科学や認知科学的な考察は、詳しく書かれています。
まずは、1個でも2個でも、できることから取り組んでみましょう。きっといつの間にか、「運のいい人」の仲間入りができているはずです。
要約サイトの代表が、選りすぐりの名著を紹介
続いて、第13位『ビジネスエリート必読の名著15』にもご注目ください。
本記事をご提供している、本の要約サービスflier(フライヤー)は、2300冊以上のビジネス書の要約を提供するサービスです。
本書は、そんなフライヤーの代表取締役CEOである大賀康史が、選りすぐりの名著を紹介する一冊です。いずれも、フライヤーとグロービス経営大学院が共同で主催する「読者が選ぶビジネス書グランプリ」受賞作品の中からピックアップされた名著ばかり。『天才を殺す凡人』(北野唯我著、日本経済新聞出版社)や『学びを結果に変える アウトプット大全』(樺沢紫苑著、サンクチュアリ出版)、『ライフ・シフト』(リンダ・グラットン著、アンドリュー・スコット著、池村千秋訳、東洋経済新報社)など、愛読している一冊もあれば、読みたいと思いつつまだ読めていないものもあるのではないでしょうか。それぞれについて、その概要のみならず、大賀康史が選んだ「しびれる一文」も掲載しています。
愛読の一冊の解説を楽しむもよし、これから読みたい本を探すために読むのもよし。本好きの方には、きっと楽しんでいただけるはずです。