感染リスクと失職リスクを抱えて生きなければならない

訪問リハビリに従事する専門職の人たちは今、この改定案の見直しを求めて署名活動をしているそうです。その書面の記述に「介護保険利用者だけでも約8万人の方がサービスを受けることができなくなり、リハビリ専門職は約5000人が雇用を失うと見込んでいます」とあります。

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「コロナウイルス感染に対する極度の緊張感と職を失うかもしれない不安。訪問リハビリを行っている者は、この二重苦を背負って仕事をしていることを知っていただきたいですね」とSさんは語ります。

※筆者註:12月2日、訪問リハビリの抑制案は関係機関や専門職の反対の声が根強く、厚労省は2021年度の法改正では見送りを決定しました。しかし、この問題はくすぶり続けるでしょうし、訪問看護におけるリハビリ専門職の立場の弱さは解消されないはずです。

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