男子御三家の男性教員が実娘を女子中高に通わせてホクホク顔のワケ
話を冒頭に戻そう。
「共学しばり」でわが子の受験校を検討している家庭は、この機会に子を交えて「女子校」を調べてみてはいかがだろうか。2月の中学入試の受験校の選択肢が一気に広がるかもしれない。東京にはなぜこんなにもたくさんの女子校があるのか、いや、生き残っているのか。それは、女子教育が確かな意義を持つ証左である。
そういえば、「男子御三家」と形容される某校の先生に取材していた折、こんなことを言われたのを思い出した。
「わたしの娘は女子校に通ったのですよ。まあ、とにかく楽しそうで。でも、あんなに強い子に育つとは思わなかったな」
個人的な話で恐縮だが、わたしの妻は女子校卒で、娘も女子校に通学している。この先生の発言に対して、わたしは深く深く頷いたのであった。