さっさと謝罪し、本来の論点で議論を進める

桑畑幸博『屁理屈に負けない! 悪意ある言葉から身を守る方法』(扶桑社)

何かを発信しようと身構えるとき、小さなプライドから私も含む誰もが「病」に侵されてしまう。このリスクは意識すべきです。議論の生産性にプライドは必要ありません。むしろ、無用なプライドなど捨てて、「揚げ足取り」をされたらさっさと謝罪し、本来の論点で議論を進める習慣をつけていきたいものです。

生産性の向上やネットリテラシーが求められる昨今、「屁理屈に振り回されたくない、相手をだまし、押さえつけようとする悪意ある言葉に負けたくない」というのは、今の時代に持つべき真っ当な危機感です。

ぜひ声の大きな攻撃的な人々が駆使する卑怯な屁理屈のテクニックを知ることで、それに負けない力を身につけて欲しいと思います。

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