またこうもいっている。
「紀子さまにとってそれは大変喜ばしい話だったようです。眞子さまの件や秋篠宮さまとのやり取りでお気持ちに揺れや波が出ることもないわけではなかったそうなのですが、そこはかなり安定されたので、周囲もホッとしているところだと聞いています」
かなり具体的である。
新潮によれば、宮内庁は年頃の皇族方のための「お相手候補リスト」というものを作成しているという。皇室内でも最重要の皇太子妃に関しては、このように行われていたという。
旧華族や財閥御曹司などを内密にリストアップ
「皇太子妃選びの作業は、皇太子さまが学習院大学に在学中から始まった。天皇、皇后両陛下(当時皇太子ご夫妻)のお考えを伺いながら、宮内庁長官とごく限られた側近だけでひそかに進められた。初めは、まず旧華族の家系を中心にリストアップに着手した。皇太子さまが大学二年、二十歳になったころ、旧華族の集まりである『霞会館』に協力を求めた。同会館には、会員の子弟を対象にした結婚相談室があり、適齢期を迎えた会員の子弟の情報がコンピューターに登録されている」
「(中略)さらに皇太子さまが大学四年になった一九八一年には、学習院を対象に候補者となり得る女性のリストアップ作業が行われた。学習院院長に依頼。特命を受けたある教授が、ほかの学内関係者に知られないように二百人余をリストアップしたこともあった」(毎日新聞1993年1月7日付)
眞子さん、佳子さんについても同様のことが行われているという。
「家柄や育ち、経歴などに差支えるものがないかを総合的に判断したうえで、『合格』となった男子を宮内庁ではリストアップしています。結婚したり適齢期ではなくなったりすると外れるのはもちろん、折に触れてアップデートされる。旧皇族のみならず、旧侯爵などの末裔も含まれていますが、その枠を超えて、財界の有力者の子息や旧財閥系の御曹司、地方に本社を置く企業一族など、もう少し幅広いものになっている。2年前の10月に高円宮絢子さまと結婚された守谷慧さんもこのリストに名前がありました」
結婚の噂は以前にも
だが、眞子さんに関しては、ICUで小室圭さんと知り合って恋愛が始まったため、小室圭の“身体検査”ができなかった。そのために母親の金銭トラブルを見逃してしまったといわれている。
佳子さんに関しては、眞子さんの二の舞はするなと厳命が下っているようだが、なかなか奔放な女性だから、今回、噂されている男性も、リストから外れている可能性はある。
佳子さんは、以前にも結婚の噂が立ったことがあった。
週刊新潮(2017年6/1号)が「富士急行」の御曹司と熱烈交際中だと報じたのである。
彼女がICUの3年で、9月から英国中部のリーズ大に留学することになっているという時期だった。
「富士急の御曹司、堀内基光君と交際されていると聞いています」というのは永田町の関係者である。