人間の価値観は、ただの「思い込み」

「何で怒ってるの?」と聞かれると、責められているようでだれだって嫌な気持ちになりますが、「何が怖かったの?」と聞かれると、意外に素直に考えられます。「ん~…自分がいない時に飛び出して大ケガしたらと思って…怖かった…」とか、原因を話しやすくなるのです。

アベナオミ著、小川大介監修『子どもを叱りつける親は失格ですか?』(KADOKAWA)

「嫌だった」「許せなかった」に心の琴線が触れた場合は、あなたの中にある「幸せになるためのマイ価値観」に気がつけるでしょう。ここでひとつ、覚えておきましょう。

人間の価値観は、単なる“思い込み”です! その知識があると「…ま、我が子とはいえ人それぞれだな」と怒りのこぶしを下ろせるのだけれど、そうでないと「~すべき!」と正義を振りかざしてしまうので、親子ともども辛い思いをする、危険な怒り方になってしまうのです。

ね、ひとつ知識を得るだけで、子育てはグッとラクになるでしょう?

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