ツイッターは3アカウントが基本

ツイッターは、いわば自分の公式アカウントのように対外的に広い交流をするために使われる。学校の友人や部活の先輩とつながる「本アカウント」は、誰に見られてもいい無難な投稿が多い。彼らは平均3つ以上のアカウントを持つと言われており、好きなアーティストやゲームのことをつぶやく「趣味アカ」、親しい仲間だけとやり取りする「裏垢」も作成している。学校の友人に自分が好きなアーティストのことをつぶやき続けても迷惑だと考えているからだ。

インスタグラムはフィードにキラキラした日常を投稿する場所だ。食べると中からチーズが伸びるチーズドッグやカラフルな綿菓子など、注目を集めやすい写真を投稿する。最近ではストーリーズというショートムービーが人気で、愚痴やふざけた動画はストーリーズに投稿される。メッセージ機能もよく使われていて、連絡ツールとしての役割も果たす。

ここで気づいた方もいるかもしれない。大人の使い方と10代の使い方は少し異なっているのだ。10代はSNSの特徴をよく理解し、シーンによって使い分けている。知り合いが多いSNSのみに集中しがちな大人よりも、受け手に合わせたSNSをその時々で選択する力にたけているのだ。

メモを取る代わりにスマホで撮影

SNSへの投稿はデバイスの発達とともに移り変わっている。初期はテキストを投稿し、その後写真が中心になった。今は写真から動画への転換期といえる。この変化はいつでも写真を撮ることができ、すぐにSNSに投稿できるスマホが普及したためだ。

新しいデバイスに抵抗がない10代は、特に写真の使い方がうまい。メモを取りたいときはスマホのカメラで撮影、もしくはスクリーンショットで画面を残す。同様に、LINEの会話や友人のSNSもスクショ(スクリーンショットのこと)で保存している。つまり、「あの人があんなこと言ってたよ」という証拠が画像で残されてしまうのだ。

また、インスタグラムのストーリーズは24時間たつと自動で消えるため、「どうせ消えるから」と気軽な投稿をしやすい機能なのだが、こちらもフォロワーにスクショを撮られ、他の人にシェアされる可能性が大いにある。友達との関係が重要な10代だからこそ、うかつな発言が大問題に発展するかもしれない。そこで、たとえ1対1のLINEでも言葉に配慮したり、残したくない発言は「送信取消」で消したりする人が多い。今の10代は大変な時代を生きているのだ。