子どもの豊かな成長のためには、自国の文化的教養も身に付けてほしいのが親心というもの。

「歌舞伎座」の本格歌舞伎でも1幕だけ(全体の内容の4分の1程度)であれば、演目によるが半額以下の2000円程度で観覧できる。落語も東京・上野の「鈴本演芸場」で日曜の午前10時開演の早朝寄席であれば、1人500円とお得だ。これからの夏休みなどを利用して、持て余してしまいがちな時期に連れ出してみてはどうだろうか。

月1万円のジムに、週何回通えるか

将来のことを考えて自己投資するのは、子どもだけとは限らない。近頃では、特に健康志向の高まりもあって、緩んだ体型を引き締めようと、ジムに通うことを考えるビジネスパーソンも多いだろう。

「24時間利用可能」などの文句に釣られて、月額会員制のジムに入会したものの、仕事の忙しさから結局週2回程度になってしまうという方にすすめたいのが、地方自治体が運営する公営ジムだ。例えば、千代田区の体育館内にあるジムでは、区民であれば、1回300円で利用することが可能。週2回の利用ならば、300円×2回×4週でたったの月2400円に抑えることができる。健康的な生活習慣づくりが主な目的ならば、まずは公共施設の利用も検討したいところだ。

これまで、金銭的な不安から子どもの教育費や自己投資に無頓着だった人も、これを機に検討してみてはどうだろうか。

(構成=プレジデント編集部 田代健太 写真=iStock.com)
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