お祝い・贈り物編
全年代共通、もらって嬉しいもの、邪魔なもの

嫌がられる贈り物は何か

手土産の定番はやはり「菓子」。今回の「もらって嬉しい手土産」の調査では全年代でトップだ。特に働き盛りの30代で81.9%、40代で80.6%と高い支持。いわゆる「消えもの」で、食べれば場所も取らず、生菓子でなければ日持ちもする。「お菓子は無難ですし、数千円で購入できます。お酒の場合は高価になってしまうのが難点」(佐々木氏)。和田氏はデキる営業は手土産で差を付ける、と語る。「地元の銘菓を手土産にすれば話も弾むし、印象にも残ります」。

反対に、迷惑なのは本、野菜や果物、置物など。個人の好みがはっきりと分かれ、処分に困ったり、ずっと残るものは貰っても迷惑なのが本音だろう。

昇進祝いはどうか。現金がどの年代でも最も人気であり、両氏ともこの結果を支持する。反対に、避けたほうがいいものは何か。

「万年筆はやめたほうがいい。使い慣れたものを持っているかもしれない」(佐々木氏)。「名刺入れはお勧めできません。もし上司から名刺入れを貰ったとして、使っていないのを見咎められると、互いに嫌な気持ちになります」(和田氏)。

NTTコム リサーチ=アンケート調査協力