「そんなのムリ」「やってもムダ」は禁句

日常会話だけでは限界もあるでしょう。そこでおすすめなのが、妻の故郷や通った学校、今までの勤務先などを妻と一緒にたどる旅です。学生時代や社会人になってからの話を聞くことで、妻が培ってきた能力やスキルをあぶり出せます。夫婦でも相手が何をしてきたかは意外と知らないものですよね。

多くの女性は結婚後も、社会とつながって生きることを欲しています。妻が「こんなビジネスをやってみたい」と言ったら、夫の役目はそれを肯定してサポートしてあげることです。間違っても「そんなのムリ」「やってもムダ」などと否定してはいけません。

妻の話を尊重して聞く。きっと夫婦円満にもつながるはずです。

趣味嗜好は何か? 妻の半生をたどる“旅”に出かけよう

午堂登紀雄(ごどう・ときお)
経営コンサルタント。米国公認会計士。妻はビジネスボイストレーニングスクール代表の秋竹朋子氏。『夫婦で年収5000万円になる方法』など著書多数。
 
(構成=皆本 類 撮影=小原孝博 写真=iStock.com)
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