【13】ヤマト運輸 広報戦略部 広報戦略課●浅野泰子さん

広く社内外広報を担当しています。社内の式典を記録し社内報の作製も担当していますが、そのときは会場を動き回るので動きやすく着慣れたスーツ、取材の立ち合いはフォーマル寄りに。その日の業務に適した服装を心がけます。

夏はクールビズですが、張りのあるブラウスなどビジネスにふさわしい服を選びます。また、セールスドライバーなど、制服着用のスタッフの身だしなみをチェックする立場でもあるので、社内に向けても不快感がないよう心がけています。

ご本人の好みがわかるような、ワンポイントがある男性は好印象です。襟元にラインが入ったシャツやベスト、カフスなど、さりげなく個性が際立つ小物使いを目にすると、こちらの向上心も高まります。

[入社年度]2011年
[身支度にかかる時間は?]40分
[スーツ、ジャケットなどの仕事着は何着持っていますか?]6着
[買い物スポット]新宿、ネット通販

【14】全日本空輸 広報部メディアチーム●南 真澄さん

広報部は、運航に関わる広報業務を担う羽田地区と、テレビや雑誌などを担当するメディアチームと新聞を中心に担当する報道チーム等がある汐留地区の2カ所あります。

入社後3年間はグランドスタッフとしての業務を経験しました。制服の着用規定は細かく定められているので、私服で勤務を行う広報に来て最初は戸惑いましたが、現在は、接客経験やマナーを踏まえ、新サービスの発表など華々しい場では明るい色、記者会見は落ち着いた色……と心配りしています。

ビジネスシーンで目を引く方は、胸をはって颯爽と歩いている方です。グランドスタッフの研修時に厳しく指導を受けたことが強く残っているからでしょうか。使い込んだ小物や、物を大切に使っていらっしゃる姿に好感が持てます。

[入社年度]2008年
[身支度にかかる時間は?]45分
[スーツ、ジャケットなどの仕事着は何着持っていますか?]7着ぐらい
[買い物スポット]銀座

【15】JTB 首都圏 広報室 広報課長●神山百合子さん

弊社は旅行の店頭販売を中心とした会社ですが、なかでも、接客中心の窓口業務は身だしなみが厳しく設定されています。社内規定はお客様に不快に思われないこと、親しみやすい制服の着こなしの2つに要約されます。身だしなみといっても概念が人それぞれでばらつく事例があったので、例えば髪の毛を結ぶ長さや小物など具体的な部分を盛り込んだ規定を設定しました。窓口業務は見た目で印象が左右されますし、自分自身も広報として身だしなみには気をつけています。たまに私も、規定を読み返していますね。

窓口には常連のお客様も多くいらっしゃいますが、人気のスタッフを見ていると、第一歩の身だしなみをクリアしてこそ、信頼を得ているのかなと思います。

[入社年度]1998年
[身支度にかかる時間は?]30分
[スーツ、ジャケットなどの仕事着は何着持っていますか?]6着程度
[買い物スポット]有楽町、新宿、池袋など
[よく行く店]百貨店中心

(岩田亘平=撮影)
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