【7】サイバーエージェント 広報・IR室●真下紗枝さん

グループ会社を含めた全社の広報全般を務めています。あらゆる事業部と連携を取り合うため、急なアポに対応できる格好を意識します。

社員の自主性に任されている会社なので、服装規定は全くありません。私自身はラフすぎないオフィスカジュアルで、例えば初対面や目上の方にお会いする場合は、明るい色を選びます。

当社子会社の女性役員に、とても装い上手な方がいます。ITの若い社員中心の場では黄色や赤などビビッドな差し色を利かせて、年配の方が多い地方のセミナーではパステルなど淡い色を。集合写真に映えて、いい意味で目立ちます。服装で上手な自己アピールができる人をお手本にするのも一つの方法だと思います。

[入社年度]2005年
[身支度にかかる時間は?]40分
[スーツ、ジャケットなどの仕事着は何着持っていますか?]私服と仕事着は同じ
[買い物スポット]渋谷
[よく行く店]セレクトショップ、ザラ、セオリー

【8】Google 広報部 マネージャー●緒方慈子さん

弊社の基本的な方針は自由、自己責任です。ビーチサンダルで出社する社員もいるほど。しかしありのままでいられるのが弊社のよさで、皆、自然と不快感を与えません。

指導こそしていませんが、自主的なセルフマネジメントが個々の根幹としてあるようです。例えば、ビジネスだからスーツを着るという発想でなく、どうすれば実力が発揮できるかという考えを基に、行動します。それでいて目上の方にお会いする日はスーツを着るとか、社会人としての判断もあり、ビジネスファッションが培われていくように思います。

実は、私は身だしなみをそれほど重要視していません。姿勢や真摯な話し方のほうに好感を持ちますね。

[入社年度]2011年
[身支度にかかる時間は?]15~20分
[スーツ、ジャケットなどの仕事着は何着持っていますか?]10着
[よく行く店]丸の内の新丸ビル

【9】デル 広報本部 シニアスペシャリスト●花木 郁さん

製品広報の社外広報と社内広報の両方を担当しています。全社員、ビジネスカジュアルで、私は来客対応ができる程度の控えめで清潔感がある服装を心がけています。ジャケットは、羽織るだけでビジネス仕様になれる強い味方です。身だしなみには投資して品のある服装で務めたい。そういう意識がモチベーションを上げ、結果よい印象を与えられると思います。

几帳面な性格なので、服装のマイナス面にも敏感です。サイズのずれ、靴の擦り減りはできる人には見えません。また、鞄は持ち方より、置き方が気になります。また、目を見て話す方は意外に多くないので、それだけで信頼感が増します。そういった気配りは、ビジネス上、とても大切ですよね。

[入社年度]1999年
[身支度にかかる時間は?]30分
[スーツ、ジャケットなどの仕事着は何着持っていますか?]7着
[買い物スポット]新宿
[よく行く店]百貨店中心(伊勢丹など)