自慢じゃないけれども、独身時代から子供が好きだ。しばらく前、東京・目黒にある高級レストランで食事をしていたとき、隣の席で子供が泣きやまなかった。若いお母さんが困り果てたのを見て、ついちょっかいを出してしまった。「私に抱かせてください」と言いながら、手を差し伸べ、子供を抱っこした。そこで奇跡が起きた。子供は泣くのをぴたりとやめてくれたばかりではなく、私とじゃれ始めた。同行の仲間たちも、若いお母さんも拍手してくれた。私もちょっぴり鼻を高くした。

ここまで子供が好きだから、本書を読み始めたら、自然に子供に関連する福利厚生制度が充実している会社の話に目がいく。

水戸市に本店を構える茨城県信用組合は1950年に設立、職員数が約1400名と信組としては日本最大規模を誇る。この信組はかなり思い切った出産祝い金制度を設けている。第一子のお祝い金として20万円を贈る。第三子の場合は100万円、第四子は200万円、第五子はなんと300万円となっている。

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