夕方には関門トンネルを渡って対岸の門司港へ。こちらもレトロな門司港駅や周囲に遺る赤レンガの建物を見学し、あっという間に1日が過ぎる。
翌朝、再び関門トンネルを渡って、九州自動車道を南下。途中の古賀サービスエリア（SA）に立ち寄る。新装なった和食レストランで、九州各地のランチから、迷ったあげく馬刺しやカラシ蓮根が楽しめる「肥後さくら御膳」を頼んでみた。
九州のハイウエイを整備する西日本高速道路は、民営化後、東日本、中日本に比べ、最もサービス改革が進んでいる。それは真っすぐ南下すると熊本、東に向かうと大分、西に向かうと長崎に通じる鳥栖ジャンクションの手前の基山PAに寄れば一目瞭然だ。
1.壇之浦PAには「ファミリーロッジ旅籠屋」のハイウェイホテルがあり、PAから直接チェックインできる。2.基山PAには「ハイウェイピット・バイ・ローソン」があり、ドラッグストアまで併設している。3.古賀SAには地元福岡のソフトバンクホークス・コーナーが設置されている。4.基山PAリラクゼーションコーナー「けんちゃん堂」は営業マンの利用率が高い。5.古賀SA上り線の和食レストラン「那の里」では熊本、大分など九州各地の名物を食べることができる。6.湯布院「山荘 無量塔」が手掛けた別府湾SAの「玄林館」は常識を超えた設計で一見の価値あり。7.基山PAの肉うどん（420円）は1日374杯も売れる大ヒット商品で、だしの味が秀逸である。8.「玄林館」のオープンカフェからは別府湾が一望でき、ドライブで立ち寄るには絶好のポイントだ。
基山PA下り線には、ロッテリアの他、24時間営業のローソン、そしてコーヒーの他、軽食も楽しめるエクセルシオール・カフェも備わっている。
ドライブで疲れた方のために、目薬やドリンク剤を豊富に揃えたドラッグコーナーもある。基山PAでは、上り線にもウェルカムゲートを通って気軽に行くことが出来、こちらには「もみほぐし10分千円也」のリラクゼーションコーナーや野菜、果物等の新鮮な青果コーナーもある。以前、長崎に行く途中に訪れた金立SAに隣接するハイウェイオアシスではPAの周囲が緑豊かな公園となり、ドライブの途中に立ち寄れるように整備されていた。