大切なのは「自分は大丈夫か」という意識を持つこと

口臭も加齢臭も、自分では気づきにくいものといわれますから、これはドキッとさせられる指摘です。かといって、常に口を手で覆って話すというのでは解決策にはなりませんし、却って自信なさげに見えてしまい、さらにマイナスポイントとなってしまう可能性大。

大切なのは「自分は大丈夫だろうか」という意識を常に持つことです。

歯槽膿漏など、お口の問題が気になっている方はこの機会に治療を始めてはいかがでしょう。携帯用の口中洗浄液などを普段から鞄に入れておくのも方法です。

また、加齢臭などには、毛利さんも書いているように、ちょっとしたフレグランスをつけてみるのもいいかもしれませんね。日本の男性は、年齢が上がるほど香水をつける習慣が少ないと思いますが、自分の好きな香りに包まれることは、集中力を高めたり、精神を安定させることにもつながります。気分を変えるのにも一役買いますから、ぜひ、一度トライしてみてください。

セルフプロデュースができることは、自信と余裕の表れでもあります。それが自然とにじみ出て、周囲を惹きつける大きな魅力につながっていくのです。

毛利さんの本の大きなテーマは「一流といわれる人は、いかにして成功することができたのか?」。ビジネスクラスに歯槽膿漏の人はいても、ファーストクラスには皆無である、という指摘も、なかなか示唆的です。

臭いの問題を解決することも、できる男になるための必要条件のひとつなんですね。

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