装い、ファッションはむしろ質素で地味な方が多いですね。普通にユニクロを着るし、その辺ですれ違ってもお金持ちだとはまったくわからない。無理に質素にしているのではなく、他人から注目されることに興味・関心がなく、自分を大きく見せる必要もないのでしょう。毎日いいものを食べているわけでもなく、吉野家を好む方もおられます。もう1つ特徴的なのは、名刺を出したがらないこと。その名刺も肩書はなく、自分の名前だけ記してあって、連絡先はせいぜいメルアドくらい。それすらない方もいます。

さまざまなセールスや投資、寄付などの勧誘・攻勢が煩わしいのでしょうが、ビリオネアのコミュニティの中だけで生きていけるのも、名刺を配らない一因でしょう。コミュニティに顔を出す、名乗るだけで「△△地域で□□をやっておられる○○さん」とわかる狭い世界です。そして、そこには魅力的な情報、世間に影響力のあるナマの情報が集まってくるのかもしれません。

ビリオネアほど、意思決定に必要な確度の高い情報のソースを持っています。彼らにとってマスメディア情報は遅いか、あるいはマスメディアそのものを信用していない方も多いですね。

船井総合研究所 富裕層ビジネス研究会主宰 小林昇太郎
立教大学大学院修了(経営管理学修士)。大手商社、非鉄金属メーカーを経て船井総合研究所に入社、経営コンサルタントとして活躍。2009年4月「富裕層ビジネス研究会」を立ち上げる。同会には国内だけでなく東南アジア、香港、中東など海外からの入会も多く、複数の新規事業を実現。著書に『ビリオネアビジネスの極意』『絶対に断れない営業提案』(共著)など。
(構成=西川修一 撮影=向井 渉)
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