嶋が抱いていた意外な夢
「そんなにすごかったのか」と疑問を抱く人もいるだろう。正直、本当に漫画のような超人的な運動能力を誇り、現代でも通じるような球を投げていたかはわからない。当時の100メートルの世界記録は「暁の超特急」と呼ばれた吉岡隆徳が記録した10秒3だ。11秒はかなり速い。
また、甲子園で高校球児が155キロを正式に記録するのは2007年の佐藤由規(仙台育英)まで待たなければいけない。
早世した人の偉業は大きく伝わる傾向もあり、実際に嶋がどれほどすごかったかを正確には把握できないが、1939年夏の甲子園で残した記録は確かに超人的である。
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