男系男子の皇位継承を要求

組織の会長と言えば、「お飾り」となり、積極的に活動しないこともある。だが、谷口氏はその正反対で、参議院議員選挙が行われた後の7月24日には、選挙結果についての見解を発表している。その見解は、あくまで日本会議が出したものだが、それを伝える産経新聞は、谷口氏の写真を用いており、そこに会長の意向が強く反映されていることが暗示されている。

今回の選挙では、自民党が大きく票を減らす結果になり、連立を組む公明党と合わせても過半数に達しない事態が生まれた。日本会議は、その原因は「現在のリベラル化した自民党に対して、保守層がノーを突き付けた結果といってよい」としていた。

ここで言われるリベラル化とは、憲法改正や男系の皇統護持について自民党が明確な姿勢を示すことができなかったことを指す。これはまさに谷口会長の挨拶に通じる内容であり、女性天皇や女系天皇はもってのほかで、男系男子による皇位継承をあくまで貫くべきだということを自民党に要求していることに他ならない。