最期が近づいてきた“1〜2週間”

食欲が落ちて食べられなくなってきたら、看取りが近づいています。食支援で食べられるようになる患者さんもいらっしゃいますが、それでも食べられない、食べる意欲が湧かない場合は、最期の時が近づき、食べられなくなっていると考えられます。

植物が枯れるように、死期が近づいてきた人の体は、楽に逝けるように準備を始めます。体の機能が徐々に低下していくので、食べ物や水分を欲しなくなるのです。このような場合に、点滴などで栄養や水分を入れると、逆に患者さんの体に負担をかけてしまい、つらい看取りとなることもあります。

食べられなくなったら1週間くらい

自然に食べられなくなってきた場合、体は徐々に脱水状態になります。元気なときに脱水状態に陥るとしんどいものですが、看取りが近いときの脱水状態はつらく感じることはありません。意識が薄らいできて、本人にとっては楽な状態です。